納骨堂

納骨堂の維持管理費はお墓よりも少し高めってホント?

納骨堂の維持管理費は安いと、勘違いしてませんか?

実は、初期費用の面で納骨堂の方が安いだけで、

維持管理費はあまり差はありません。

納骨堂の場合、電気代、水道代、建物の維持管理、

将来での建物の修復に対する積立もあり、お墓よりも少し高めなのです。

納骨堂にも、民間とお寺の納骨堂があるので、

その特徴をしっかり把握してください。

 

1.民間の納骨堂の場合

お参りされた墓

さすがに民間だけあって、建物が大きめで、

骨壷が自動で目の前まで出てきたりするなど、

演出が派手なところもあります。

当然、維持管理費は高めですが、

その分、アクセスが便利で通いやすい立地だったりします。

反面、

先々倒産のリスクがあるので、不安かもしれません。

 

2.お寺さんの納骨堂の場合

都会の墓なら

数段重ねたアルミ製か、木または石製のロッカータイプが多い。

お寺さんの納骨堂に納骨する場合には、

お寺さんの檀家になることを意味しています。

納骨堂の年間維持管理費以外に、

壇信徒の年間会費、本堂や施設の新築及び修復、記念法要の際の寄付等の

檀家としての納入を求められる場合もあります。

読経や法話などしていただいたら、

収入にあった金額のお布施も必要。

わからなければ、お寺さんに聞けば教えてくれますので、

遠慮なく聞いて下さい。。

「お気持ちで」との答えが一般的ですが。

 

3.納骨堂と言えども維持管理費が滞納された時の遺骨の行方

桜と墓

子供がいないなどで維持管理費が支払うことができない時に、「お骨」は納骨堂からどこにいくのでしょうか?

公共のお墓では、「使用料および管理費」として永代使用料と永代管理費を毎年請求されます。

子供がいない場合、これだけでも支払いが停止してしまいますし、

途中に規約を変更され年間管理費に変更となるケースもあるので、これでは対応不可能です。

そんな場合には、無縁仏扱いで他人の遺骨と一緒に、合祀墓に入れられます。

永代供養料を払ったとしても、

最終的には、処分され土に還ることも認識しておいてください。

 

4.納骨堂へのお参り

今は都会へお住まいの方も多いので、

納骨堂が田舎にあれば、そうそう通えません。

通常は、お彼岸・お盆・祥月命日などに

お参りされる方は多いと思います。

一周忌、三回忌、七回忌など節目の年忌法要だけにしてもいいのです。

故人のことを想い、今できる精一杯のことをしてあげて下さい。

 
合掌

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