お墓を買うポイントを、私の経験からまとめてあります。
1.お墓を建てるにはまず墓地を選ぶことから
墓地(霊園)をどこにするかです。
墓地は大きく3つのタイプに分かれ、
どのタイプにするかで、あなたのお墓はほぼ決まります。
①公営の霊園
公営霊園は、競争率が高く購入が困難です。
県や市などが管理している霊園で、抽選により決定します。
条件が厳しく、既に遺骨があることが最低条件です。
お墓の規格も決まっており、自由には決められません。
ただし、石材店は自由なので、
相見積もりで、一番安い石材店に発注できます。
②民間の霊園
最近は、霊園内にバラや季節のお花が咲き、
清掃もキッチリとされて、きれいに管理されている霊園が増えてきました。
管理者も地元の石材店や企業なので、しっかりしています。
交通の便も考えられているところが多い。
中には、墓石が指定石材店のみとなっている霊園もあります。
霊園の開発には、多くの開発費がかかり、
指定石材店方式にして、その費用を吸収させています。
③寺院の霊園
その寺の檀家になることを意味します。
お寺さんの境内や敷地内にある霊園なので、
「雰囲気」が落ち着いていい。
お寺との付き合いを好まない方には、おすすめできません。
2.区画の買い方
霊園の中でも、区画が選べます。
墓石は、意外と太陽光には弱く、南東の角地が最悪です。
黒御影石の墓石ならば割れてきます。
選んで後悔しないのは、北側の区画。
もし直射日光が当たっても、傷むのは裏側ですので。
3.霊園が決まったら墓石を決めましょう
気に入ったデザインであることも、大切ですが、
墓石を選ぶ時の最大のポイントは、吸水率の低い石であること。
吸水率が高いと雨などの水分を吸い、
最悪ひび割れて、雨水などしみ込んでくる事があります。
素人的には、中国やインドなど海外の石は敬遠しがちですが、
国産のほうが割高です。
その他、耐震加工などの耐久性もしっかり配慮されているかも大切。
いろいろな石材店で相談されることをおすすめします。